上腕二頭筋長頭腱炎(肩の前面の痛み)

力こぶの筋肉である上腕二頭筋の腱が、上腕骨の結節間溝というトンネル状の溝を通るときに腕を上げたり・肘を曲げたりすることで、結節間溝部で摩擦の刺激が加わり、炎症が起こる疾患です。野球やバレーボール、水泳、テニスなどオーバーヘッド動作を繰り返し行うスポーツでよく発生します。
※五十肩などに随伴して発症することもあります。(頚椎での上腕二頭筋を支配している神経圧迫によるもの)


- 投球動作で肩を振り上げた際に方の前面が痛い
(コッキング期の痛み) - 手を外側に捻ると痛い(肘を直角に曲げた状態で下に向けた手のひらを外に反すと痛い)
- 肘を曲げる時や、物を持ち上げると肩の前面が痛い
