その便秘、放っておいて大丈夫ですか?便秘の治し方を知りましょう!

Q.便秘はなぜ発生するの?

A.便秘を引き起こす一番の原因は、大腸に問題が発生していることにあります。

便秘の一番の原因は大腸の蠕動運動(便を腸から肛門へ運ぶ働き)が障害されていることです。また便秘と一言にいっても単純性便秘から弛緩性便秘などいくつかの種類があります。

Q.便秘を放っておくとどうなるの?

A.便秘が悪化するだけではなく、別の症状を引き起こすことがあります。

便秘を放っておくと排便ができないだけでなく、腸にガスがたまり、お腹が張って太って見えるなど体系的なデメリットがあります。さらに、肌荒れ、口臭、腹痛、イライラ、食欲不振など負のスパイラルに陥ることもあり、早期の治療をオススメします。

Q.便秘になりやすい人はいますか?

A.います。

便秘になりやすい人の特徴としては、不規則な生活や偏った食事を行い続けている人などです。また、仕事や日常生活でストレスを受けることによって、自律神経が乱れて、便秘になることがあります。
※女性の場合、妊娠すると大腸が圧迫されたりすることで、便秘になりやすくなってしまいます。

便秘の種類

一口に便秘といっても実は種類が違います

あなたのその辛い便秘、種類に合わせて治しましょう!

便秘への鍼灸治療

あなたの便秘の種類はどれですか?
  • 単純性・直腸性便秘
  • けいれん性便秘
  • 弛緩性便秘
  • 症候性便秘

便秘

当院での治療
治療の様子
● 単純性・直腸性便秘に対しての鍼治療

単純性・直腸性便秘は排便反射(大腸に便が溜まると便意を起こす反射)が起こりにくくなる特徴があります。ですので、排便反射に関与する神経を活性化させることで便秘の解消を目指します。
排便反射に関与する骨盤神経(副交感神経)は仙骨から出ているため、仙骨の周りに鍼治療を行い神経を活性化していきます。
また、骨盤神経(副交感神経)が活性化することにより、排泄運動を止める働きがある交感神経の興奮を抑制する作用もあるため、より効果的に排便を促すことができます。

● 痙攣性便秘(けいれん性便秘)に対しての鍼治療

痙攣性の便秘は腸の蠕動運動を調節する副交感神経が過剰に興奮して、激しい蠕動運動が発生し、便の移送が上手くいかないことにより発生します。その為、当院では鍼を用いて副交感神経の興奮を落ち着かせる治療をしていきます。
交感神経を活性化させることによって副交感神経の興奮は沈静化するので、交感神経の存在する背部の反応点に鍼治療を行い、交感神経を刺激します。この治療法により副交感神経の興奮が落ち着いてくると、腸の激しかった蠕動運動が治っていき、規則正しく蠕動運動が行われて便が肛門へと移送され、便秘が改善されます。

● 弛緩性便秘に対しての鍼治療

弛緩性の便秘は腸の蠕動運動が悪くなり、腸の中に便が溜まったままになってしまうことで起こることから、大腸の蠕動運動を良くする鍼治療を行っていきます。大腸の蠕動運動をコントロールしているのは副交感神経であるため、鍼治療で仙骨周りに存在する副交感神経を活性化させていきます。
この治療法により腸の蠕動運動が良く働くようになり、便が出口へと運ばれて行きます。

● 症候性便秘に対しての鍼治療

症候性便秘に関しては、甲状腺機能低下症によるものであれば当院で対応可能です。甲状腺機能低下症は交感・副交感神経の働きに影響を及ぼすため、便秘になることがあります。
他の便秘の治療と同様に鍼治療により交感・副交感神経のバランスを整えていくことにより、腸の蠕動運動を改善させて、便秘を解消させていきます。