椎間板ヘルニアとは?

ヘルニア・脊柱管狭窄症の患者様の声
椎間板ヘルニアについて

背骨には上から順に頸椎・腰椎・仙椎と名前がついていて、正式には脊椎(せきつい)と呼ばれます。病院で撮る一般的なレントゲンに写っているのは硬い骨の椎体骨(ついたいこつ)で、その間には椎間板(ついかんばん)と呼ばれる軟骨が挟まれています。軟骨といっても全体中を支えている背骨の一部とも言えるわけですから、特に外側の繊維輪(せんいりん)と呼ばれる場所にはそれなりの硬度があります。

脊椎の内側は髄核(ずいかく)と呼ばれ、繊維輪と比べて軟らかめの組織となっています。椎間板の真後ろには脊柱管(せきちゅうかん)と呼ばれる脊髄の通り道があり、その両脇には、脊髄から分岐して体幹・四肢(両手両足)へ向かっていく大事な太い神経が走っています。
あるとき、何らかの原因で椎間板の外側にある繊維輪が裂け、中身の髄核(ずいかく)が飛び出してしまうことがあります。その場合、飛び出した方向次第では、脊髄から枝分かれした神経を圧迫してしまいます。この状態を「椎間板ヘルニア」といいます。
椎間板ヘルニアは頚部に見られることなどもありますが、大多数は腰部で発症し「腰椎椎間板ヘルニア」と呼ばれます。

ヘルニアと診断されても8割以上の方が針で治ります。

痛み、しびれ、違和感の多くは鍼治療で治ります。

朝倉鍼灸整骨院の治療はヘルニア症状にとても効果があります。
しびれ、手足違和感や痛みでお困りでしたら、当院の鍼治療を試されることを勧めます。

ヘルニアと診断されても8割以上の方が針で治ります。

なぜ、ヘルニアに対して鍼が良いのか?

鍼治療は、今では大学病院や病院でも使われるほど治療効果の高い治療法です。
特に、頚椎・腰椎間板ヘルニアなどの神経疾患に対して治療効果が非常に高いことがわかっています。

私が以前勤めていた神経内科クリニックでもヘルニアの治療は、神経と筋肉を修復しなければならないため鍼治療を施していました。(注:神経内科とは脳や脊髄、神経、筋肉の病気を見る内科)当院では、その治療法を習得、研究しヘルニアにより効果の高い鍼治療を行っています。
ヘルニアで傷んでいる身体の組織に最適な治療箇所、刺激量で施術を行い神経と筋肉を修復します。そのため、どの治療法よりもヘルニアに対して高い治療効果が得られるのです。

ヘルニアに効かない痛み止め、牽引、マッサージ

整形外科で出されるヘルニアの痛み止めは、麻酔と同じような効果しかありません。「痛みを一時だけ感じないようにする」だけであり、ヘルニアの根本的解決にはなりません。
また、牽引は腰椎の骨と骨の間隔が広がって神経の圧迫が和らぐことはなく、筋肉のストレッチ効果しかありません。ですから、ヘルニアで痛む筋肉には何ら効果がありません。そして、マッサージ、整体などはヘルニアの神経疾患に対して効き目がありません。
マッサージは筋肉のコリを改善する治療法です。ですから、ヘルニアの筋肉の痛みには効果がないのです。また、頚椎・腰椎をゴキッとするような整体は、下手にすると神経を傷つけ症状を悪化させる危険性があります。数多くの事例が報告され、症例も診てきております。
ですから、できるだけこのような治療法を選ばない方がいいでしょう。

頚椎・腰椎間板ヘルニアに対する当院での治療

当院では以下の三点を目標として治療を行っていきます。

  • 目標❶
  • 目標❷
  • 目標❸

痛みにより、筋肉が硬くなり
さらに痛みを助長してしまうので、筋肉の緊張緩和。

椎間板ヘルニアの場合、深部の筋肉(神経に近い筋)が硬くなっている場合があるので、体質によっては長い鍼を用いて深部の筋肉をゆるめ、椎間板への圧力を減らしていきます。

※鍼が怖い方、体質が敏感な方には、無理に長い鍼を使う治療はいたしません。※椎間板ヘルニアのある部分に一般的なマッサージや指圧をすると、押す力で余計に椎間板に負担をかけてしまうことがあり、症状を悪化させてしまうので行いません。

ヘルニアの治療目標1

興奮している神経は、激しい痛み・
しびれを起こすので、興奮している神経の沈静化。

神経の走行に沿ってあらわれる圧痛(ワレーの圧痛点)やヘルニアの発生している脊椎の高位に刺鍼をし、圧迫されて障害を受けている神経の過敏状態の沈静化をはかる。椎間板ヘルニアに対する治療は、興奮している神経の沈静化でも充分症状が和らぎます。

ヘルニアの治療目標2

ヘルニアを除去してくれるマクロファージをヘルニア近くに集める。

神経を圧迫しているヘルニアは免疫細胞であるマクロファージが除去してくれます。マクロファージの本来の働きは、体に入ってきた細菌や異物を除去することです。そのため、鍼治療の際、鍼が体の中に入ってくると、一層マクロファージが集まり、ヘルニアの除去を早めてくれます。ヘルニアによる痛み・しびれを我慢し続けていると、神経そのものの変性が起き、ヘルニアが除去されても痛み・しびれを感じ続けてしまう事があります。

以上のことから椎間板ヘルニアは、上手に痛みのコントロールをしながら自然治癒をより早期に促すには、当院の鍼灸治療は大変効果的です。鍼は無痛で入ることが多く、痛みが発生してもたいしたことはありませんのでご安心ください。

朝倉鍼灸整骨院のヘルニア症状の治療は・・・

原因である神経・筋肉に直接アプローチ出来る、最新鋭の鍼治療です!!

ヘルニア症状の原因は先にご説明した筋肉が原因です。これらの原因筋を緩めて伸び縮みができる様にする方法は直接原因筋に鍼を刺すことです。筋肉に鍼を刺す事で、筋組織内を通過する血管は拡張して、筋組織の弛緩や回復が起こります。これは直接筋肉にアプローチ出来る鍼治療ならではの効果です。
さらに当院でしかできない事が、「ヘルニア症状の原因である神経・全ての筋肉に安全に鍼を刺せる」事です。
他の鍼灸院では浅い筋にしか鍼を届かせることができませんので、マッサージや整体と効果に大きな差はありませんが、当院は違います。
説明したヘルニア症状の原因である神経・筋肉すべてに安全にしっかり鍼を届かせることが出来るのです。
この技術のおかげで、少ない回数、短い期間でヘルニア症状が改善するのです。

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