腰痛について

腰痛
腰痛

 

第54回日本柔道整復師学術大会にで表彰されました

 

当院は、注目の治療院として各メディアにも取り上げられています!

各メディアも注目!!

以下の部位の腰痛で、急激に発症すれば、
ギックリ腰(ぎっくり腰)といいます。

ぎっくり腰の部位

①腰ベルト線より上でほぼ中央が痛い
▶︎圧迫骨折
棘間・棘上靭帯損傷

②腰ベルトより上で右(左)側が痛い
▶︎筋・筋膜性腰痛

③ほぼ腰ベルト線上でほぼ中央が痛い
▶︎急性椎間関節性腰痛

④腰ベルト線より下で右(左)側が痛い
▶︎仙腸関節捻挫

そもそも腰痛とは、一般的に筋肉や関節に過度なストレスが掛かることで筋肉が緊張し、椎間関節が圧迫されることで引き起こされます。腰痛には急性的に起こる腰痛と慢性的に起こる腰痛があります。
急性的に起こる腰痛とは、何かのきっかけで急激に(ギクっと)発生した腰痛のことで「ぎっくり腰」と言われています。
医学的な診断名ではなく、一般的な名称です。急激な動作の際に腰椎のズレ(ねじれ)が発生し、腰椎を支える筋肉・靭帯に強い負担と緊張が走り炎症が起こります。身体を動かすと強い痛みが走り、動作困難になります。

慢性的に起こる腰痛 とは、少なくとも6ヶ月以上持続する腰痛のことをいい、慢性椎間関節性腰痛腰椎分離(すべり)症、骨粗鬆症、腰部椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症、などがあります。

もしあなたが・・・

  • 慢性的に腰が痛くて立ったり座ったりがつらい…
  • ぎっくり腰になってしまった。早く治したい…
  • 腰痛がクセになるのが怖い…
  • 重い物を気にせず持てる身体になりたい!
  • 腰や尻、そして下半身にかけてしびれがある…
  • 親身になってくれるところでないと…
  • 信頼できる「かかりつけの治療院」を探している

このような事をお考えでしたらどうぞ当院にお任せください。

原因による腰痛の分類

筋・筋膜性腰痛(腰痛のある人の7~8割を占めています。)

腰痛のある人のうち筋・筋膜性腰痛は7~8割を占めています。
筋・筋膜性腰痛は鍼灸治療の適応症の中でも最も効果のある疾患の一つです。

原因

過度の運動や長時間同じ姿勢を続けていると、筋肉の疲労や緊張が生じ、筋肉の中を走行している血管が圧迫され血液循環の滞りが起きます。血液循環の滞りが生じますと、筋肉に老廃物などの痛みの素となる物質がたまりTP(トリガーポイント)ができ、痛みが現れます。このような状態で筋肉が運動を行えば、筋繊維はすぐに傷つき再びTPができ、痛みが起こります。そのため痛みが慢性的になり、筋肉の緊張がさらに強くなり、より大きなTPが出来るというような悪循環となります。

良い状態の筋肉 疲労で緊張している筋肉 TP(トリガーポイント)が出現すると共に痛みが発生する。
特長と症状
  • 動いた時に痛みが出ることが多く、安静時にはあまり痛みはない。
    ※安静時の痛みと一概に言っても、動いていなくてもその姿勢を保つ際に筋肉が収縮したり、負担のかかる筋肉もあります。このような姿勢での痛みを安易に安静時に伴う痛みと判断することは間違いです。
  • 激しい痛みではなく、鈍痛である。
    ※「重だるい痛み」「張ったような痛み」「締め付けられるような痛み」

当院での治療

筋・筋膜性腰痛の原因になっている筋肉のTPに手技療法、機械治療、もしくは鍼を使って直接刺激をします。鍼でTPを刺激することで、大きな筋弛緩(筋肉が緩む)を得ることが出来、また血液循環が改善し発痛物質が流れていきます。

筋・筋膜性腰痛の治療の様子 筋・筋膜性腰痛の治療の様子
原因となる主な筋肉

● 腸腰筋

腸腰筋は腰椎と大腿部をつなぐ筋肉で、主に大腿を引き上げる(膝をお腹に近づける)作用があります。腸腰筋が緊張するとイスに座るときに浅く腰を掛けるようになります。激しいスポーツをしている若者や樽みたいにお腹が出張った(ビール腹)患者さんで腰痛を訴えている方に多くみられます。長時間の座位で腰が痛くなる方などは腸腰筋が原因の筋・筋膜性腰痛の可能性が高いです。

腸腰筋

● 腰方形筋

腰方形筋は骨盤と腰椎の横突起および第12助骨をつなぐ筋肉で、腰椎をしっかり安定させる作用があります。痛みを認識する部位としては中央より脇っ腹に痛みを感じることが多く、この筋が緊張すると寝返りなどの動作で痛みが発生します。横向きでエビのように「く」の字で寝ることが楽な方などは腰方形筋が原因の筋・筋膜性腰痛の可能性が高いです。

腰方形筋

● 脊柱起立筋

脊柱起立筋は背中で背骨を挟んで縦に伸びる2本の筋肉です。脊柱起立筋は背中を伸ばす(後屈させる)作用のある筋肉です。脊柱起立筋が緊張すると背中を丸めるようになります。そして、イスに座ると深く腰を掛け肘を膝にあてて背中を丸めるようにします。この背中を丸める姿勢は立っていても、座っていても同じで一見姿勢や行儀が悪いようにも見えます。背中を常に丸めている方や洗顔時に腰が痛くなる方などは脊柱起立筋が原因の筋・筋膜性腰痛の可能性が高いです。

脊柱起立筋

● 中殿筋

中殿筋は片足立ちした時にふらつかないように骨盤を安定させる作用がある筋肉です。中殿筋が緊張するとイスに座っているときに足を組むようになり、お尻から太ももの裏側にかけてだる痛い鈍痛が現れます。座っている時に無意識に足を組んでしまう方やお尻がだる痛くなる方などは中殿筋が原因の筋・筋膜性腰痛の可能性が高いです。

中殿筋

※下記の筋肉以外にも腹直筋、多裂筋、大殿筋、小殿筋などが原因となる筋・筋膜性腰痛があります。

腰部椎間関節性腰痛

原因

腰部椎間関節性腰痛の原因は、主に加齢による腰椎周辺の軟部組織(筋肉、靭帯、軟骨)の変性変化です。椎間関節は背骨にかかる圧力の30%を吸収しているとされ、圧力に関節が負けないよう、関節の周りを関節という袋で包み、さらに靭帯という強靭なバンドのようなもので補強されています。

腰部椎間関節性腰痛の原因

● 急性椎間関節性腰痛(ギックリ腰)

上記のように、もともと体重の30%の圧力がかかる関節なのですが、腰を強くひねったり、重いものを勢いよく持ち上げようとすると、急激に関節にかかる圧力が増し、関節包、靭帯が引き延ばされて捻挫を起こし、炎症が起きて激しい痛みを起こします。

● 慢性椎間関節性腰痛

上記のように、体重の30%の圧力がかかる関節なのですが、体重の70%の圧力を吸収するとされている椎間板という軟骨は、年齢とともに水分含有率が減り、形が徐々に変形していきます。椎間板の変形が進むと本来椎間関節にかかる圧力は30%でしたが、その比率が増え、関節にかかる負担が増し、軟骨が擦れ合って痛みを起こします。

特長と症状

● 急性椎間関節性腰痛(ギックリ腰)

  • 片側性(稀に両側)の腰の激しい痛み
  • 特に腰の下の方が痛むことが多い。
  • 背骨から2、3センチ外側の圧痛(椎間関節部)
  • 動くと激しい痛みが起きる(グキッとする)
  • おしりやももの外側にも反射性に
    痛みを感じる。(無い場合もあります)

● 慢性椎間関節性腰痛

  • 腰の下の方の痛み
  • おしり、ももの外側の痛み・重だるさ
    (無い場合もあります)
  • 朝起きるときに腰が痛い。
  • 前屈(前に身体を倒す)すると痛みがでる。

当院での治療

● 急性椎間関節性腰痛(ギックリ腰)

急性椎間関節性腰痛かどうかを調べるには、触診が一番大事です。患者様の腰を触診していくと、椎間関節部に椎間関節性腰痛特有の塊を触ることができます。患者様はその部分を押されると、「そこが痛みの元だ!」と感じるところです。
実はこの椎間関節部を的確に触診し捉えることはとても高度な技術を要します。私は、整形外科での勤務経験がある為、何人もの椎間関節性腰痛の患者様を診てきました。ですので、痛みの原因となっている椎間関節部を的確にとらえることができます。また、長年治療をしていると、ぎっくり腰の依頼が多く、椎間関節性腰痛の治療は私の最も得意な疾患の一つと言えます。
具体的な治療法として痛みの原因となっている椎間関節部にピンポイントで鍼もしくは超音波治療を施していきます。ここを治療することにより、椎間関節の消炎、鎮痛、血行改善により早期の症状緩和へとつながります。椎間関節の痛みをかばうために腰の筋肉、殿部の筋肉も筋緊張を起こしている事もあり、それらの筋の緊張緩和に治療をおこなう事もあります。

● 慢性椎間関節性腰痛

椎間関節の消炎、鎮痛、血行改善を目的に椎間関節部に鍼を刺入します。(慢性の場合、手技・機械治療ではあまり改善はみられません。)椎間関節をかばおうと周りの筋肉も緊張しているので、それらの筋の緊張緩和に鍼をすることもあります。
年単位で慢性化していても、短期間の治療で大分症状が緩和するのを体感して頂けます。

急性椎間関節性腰痛の治療の様子 慢性椎間関節性腰痛の治療の様子

仙腸関節捻挫(ぎっくり腰)

原因

仙腸関節とは、骨盤を形成する骨のうち、仙骨と腸骨との接合する部分の関節です。基本的にはこの関節は、靭帯という強靭なゴムバンドで固定されていて、あまり動きのない関節ですが、妊娠や出産、中腰姿勢で腰を捻ったり、中腰姿勢で急に動いたりすると、関節が可動域以上にズレてしまい、ズレた状態のまま固まってしまい痛みを発します。この状態が仙腸関節の捻挫です。

腰部脊柱管狭窄症の原因
特長と症状
  • 仙腸関節部の著名な圧痛
  • 同じ姿勢を続けていると腰の下の方が痛む。(腰よりお尻の方に痛みを感じる)

当院での治療

仙腸関節捻挫の治療は非常に簡単で鍼を用いることはなく、仙骨と腸骨の隙間に沿うように超音波を照射し、関節包や靭帯を緩め、炎症をおさめていきます。そして最後に仙腸関節のズレを補正していき、これだけではほとんど痛みは消失します。

腰椎分離症(腰椎分離すべり症)

原因

20歳以下の成長期の若者、特に10~14歳の子どもに多く見られる疾患で、激しい運動などで腰椎に負荷がかかると、椎間関節にヒビが入ったり、骨折して前後に離れてしまうことがあります。この状態を腰椎分離症といいます。(一種の疲労骨折)
スポーツをする青少年に多いのは、骨や筋肉がまだ成長過程でしっかり出来上がっておらず、運動のしすぎによる負荷で疲労骨折をしやすいためです。また、分離したことで椎骨が前の方にズレてしまうことがあり、この状態を腰椎分離すべり症といいます。

腰椎分離症の状態を放置しておくと、10~20%の割合で分離すべり症に進んでしまうといわれます。骨折が椎弓の片側だけならあまり問題はありませんが、両側に起こるとすべりやすくなります。

腰椎分離症の原因 腰椎分離症の原因
特長と症状

椎間関節が疲労骨折すると椎骨同士を連結する力が弱まり、腰の骨が不安定になります。その結果、椎間板や筋肉、靭帯などの周囲の組織や神経に負担や刺激がかかって腰に痛みが生じます。腰椎分離すべり症でズレた椎骨が、坐骨神経につながる神経根を圧迫すると、お尻や足の外側にそってしびれや痛みが生じることもあります(坐骨神経痛)。
※坐骨神経痛が見られる場合は、腰椎分離症・すべり症が原因で「腰椎椎間板ヘルニア」や「腰部脊柱管狭窄症」を併発している可能性もあります。

当院での治療

当院に腰椎分離症、すべり症で訪れる方は多く、やはりスポーツをやっている若い方が多いです。前かがみや背中を後ろに反らすと違和感があり、レントゲンの結果、すべり症、分離症と診断され、コルセットや腰ベルトを装着して来院されるのです。
そして、患者様にはある共通点があります。それは体が硬い、筋肉が硬いということです。実はすべり症、分離症の痛みは、硬直した筋肉が痛みを発生させているのです。この硬直した筋肉を柔らかくすることで、当面の痛みや違和感を改善します。滑りだした腰椎や脊椎を、柔軟な筋肉が吸収してしまい、痛みや違和感が発生しないのです。

当院では腰椎分離症の方は、分離している椎体周囲の筋肉を柔軟にする鍼や超音波などの施術を実施します。すると、あっという間に違和感がなくなり、スッキリとした表情でご帰宅頂いています。

腰椎分離症の治療の様子
「椎間板ヘルニア」について
「腰部脊柱管狭窄症」について
腰痛・ギックリ腰の患者様の声

メディア等にも多数取り上げられています!

当院は、各メディアや治療院業界で取り上げられる優良整骨院です!

 

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