腱板損傷(腱板断裂)

原因

腱板損傷とは肩の深部にあり、筋肉により構成される「腱板」という組織の損傷です。損傷の原因は主に加齢により変性して脆くなった腱板が、衝撃などの外力などが加わることで起こります。

● 腱板とは?

腱板の構成は棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の四つです。
四つの筋肉による腱板が上椀骨を包むことで、肩の安定性を保ちます。さらに、肩関節をいろいろな方向へ動かすのに働きます。
四つのうち、もっとも損傷しやすいのは棘上筋腱です。

腱板損傷(棘上筋断裂)

特長と症状
  • 転倒や、肩をぶつけてから肩の激しい痛みが続いている

  • 肩に力が入らない感じがする

  • 夜中に肩が痛む

  • 肩を動かすとゴリゴリ音がする

腱板損傷(棘上筋断裂)

※主な症状は肩部の痛みと運動制限ですが、この運動制限は痛みに伴うもので、五十肩で見られるような拘縮(筋肉が過緊張を起こして固まってしまった状態)に伴う運動制限ではないのが特徴です。

当院での治療

腱板損傷の痛みに関しては鍼灸治療が有効性が高いです。
受傷後、肩が痛くてどうにもならなかったのが、鍼治療を行う事で非常に楽になります。
筋肉が部分断裂したことによる筋力低下などに対しては、自宅での運動療法を指導していきます。
※腱板が完全断裂している場合などは、病院での手術が必要になる場合もございます。

腱板損傷の治療の様子