原因による首・肩・背中の痛み分類
頸肩腕症候群(いわゆる肩こり)
頸肩腕症候群とは、首筋から肩・腕のいずれかになんらかの異常があり、神経や血管が圧迫され、首・肩・背中などに痛み、こり感、しびれなどを生じる状態です。


主な原因としては、首・肩・背中周辺の筋肉の疲労です。
首・肩・背中周辺には斜角筋・胸鎖乳突筋・僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋などの筋肉があります。これらの筋肉がデスクワークなどで同じ姿勢をとることにより、常に緊張していると、筋肉が収縮して硬くなり、血管が圧迫されて血行が悪くなって、痛みやこりが起こります。
また、筋肉が過緊張を起こすと自律神経も障害され、自律神経症状が生じる事もあります。

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肩・首・背中のこりや痛みがある
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肩や腕にしびれ・脱力・冷感がある
● 自律神経症状として
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頭痛
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めまい・立ちくらみ・耳鳴り
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眼精疲労・のどの違和感

当院での治療
程度の軽いものであればマッサージでも楽になりますが、あまり持続性がありません。ですので当院では鍼治療による治療を推奨しています。
鍼治療による肩こりの治療は持続性があり、マッサージでは歯が立たないほど固くなった筋肉でも綺麗に緩んでしまうので、症状も非常に楽になります。(鍼治療が苦手な場合は無理には勧めないのでご安心ください。)
※当院に来院される肩こりの患者様の3割が「頸椎症」の患者様です。
自分では肩こりだと思っていても、何かしら首に問題がある場合もあります。「肩が重たい感じがずっと続いており、全然治る気配がない」「首肩が異常に痛い…本当に肩こりなのだろうか?」など、お困りの方は当院までご相談ください