突発性難聴(耳鳴り、耳が塞がった感じ、耳の痛み)

突発性難聴とは、ある日、目を覚ますと片側の耳が聞こえなくなっていたり、耳がつまる感じがしたり、耳鳴りを感じたりなどの症状が、突然急に発症する内耳の異常で生じる疾患です。また、昼間はどうもなかったのに、夕方になって急にめまいと共に難聴を感じたりすることで始まることもあります。

このようなお悩みがあれば早急に当院までご相談ください~突発性難聴の治療は早期に開始することが非常に重要です~

  • 病院で投薬治療を行っているが改善が全くみられない
  • 聴力は問題ないが耳鳴りが続いている
  • 肩首がこったり、ストレスを感じると耳鳴りが強くなる
  • ふらついたり、めまいがすることがある
  • 病院で「耳鳴りは一生付き合うもの」と医師に宣告された
  • 耳に関して違和感がある(耳が塞がった感じ、耳が痛い、耳から汁が出る)
突発性難聴(耳鳴り、耳が塞がった感じ、耳の痛み)の特長と症状

原因

突発性難聴の原因は二通りあります。

  • ❶内耳の循環障害により、内耳内にリンパのむくみ(内リンパ水腫)が発生した結果、平衡感覚器及び聴覚器を圧迫し、障害されることによるもの
  • ❷ヘルペス、麻疹、インフルエンザなどのウイルスが、内耳に感染し、聴覚器を傷害するもの
突発性難聴(耳鳴り、耳が塞がった感じ、耳の痛み)の原因

● なぜ突発性難聴に対して鍼治療が効果があるのか?

突発性難聴の主な原因は先に述べた通り「内耳の循環傷害によってむくみが発生し、聴覚器と平衡感覚器を圧迫してしまう」ことにあります。これに対し、鍼治療が得意とする血流改善効果を利用して、内耳の循環を正常な状態までに戻すことにより、むくみが解消されることで聴覚器と平衡感覚器の圧迫が取れて、聴力の低下やフラフラする感じが元通りに回復していきます。
病院などで行う投薬治療や高気圧酸素療法は、全身に作用を及ぼすものであるため、内耳だけに効果を集中させることができません。鍼治療は内耳に対しピンポイントで血流改善効果を発揮することが出来るので、突発性難聴に対して、最も有効な治療法であるといえます。

当院での治療
当院で治療可能なものは主に以下の4つの病態です。
  • ❶ 突発性難聴(聴力低下のみ)
  • ❷ 突発性難聴+フラフラする感じ
  • ❸ 突発性難聴+耳鳴り、耳閉感(耳が塞がった感じ)
  • ❹ 耳鳴り(急性・慢性)
治療の様子

突発性難聴は、治療をできるだけ早く行うことが最も大切な治療の原則となります。当院の治療実績から概ね発症から3ヶ月以内であれば症状の改善がみられた方が多いです。その中でも発症一ヶ月以内の患者様の症状の劇的な改善に関しては目を見張るものがあり、治療率もほぼ90%に近いものがあります。
当院で、突発性難聴や耳鳴りが改善した患者様は多数おられますが、残念ながら変化がなかった方もおられます。これらの患者様に共通しているのが、発症して3ヶ月以上経ってしまっていることです。
突発性難聴やそれに随伴する耳鳴りは治療開始が早ければ早いほど治癒率も非常に高くなります。ですので発症後早期なもので、投薬治療によって改善がみられないものであれば、早期の鍼治療をお勧めします。慢性的な耳鳴りや耳閉感に対しては、いつの時期から治療を開始しても構いません。当院の治療成績では、発症してから一ヶ月以内の突発性難聴であれば、早期(1~3回の治療)に改善がみられる方が多いです。ですので、急性・慢性の症例に共通して治療の目安は3回までの治療で少しでも回復傾向にある場合に治療を継続していきます。
治癒までの経過は様々なものがあり

当院での突発性難聴治療のイメージ
  • ●治癒の回数に応じて聴覚の障害・耳鳴りが改善される。
  • ●治療後、耳閉感・耳鳴りが一旦改善するも、時間が経つと耳閉感・耳鳴りが再発し、何度か治療を続けていくうちに症状が消失する。
  • ●治療の甲斐なく全く症状の改善がみられなかった。

愛媛県で突発性難聴を専門的に治療している鍼灸院は非常に少なく、当院から120km離れた新居浜市から来院される方や隣接した高知県から来院される方もおられます。最近、フェイスブックなどで症例を紹介するようになって、来院される患者様が非常に多くなりました。
私から突発性難聴や耳鳴りで、これから鍼治療を受けようとされている患者様へお伝えしたいことは、どの鍼灸院でも同じ効果は得られませんので、必ず治療を受ける際は専門としているところで受けてください。
突発性難聴・耳鳴りでの鍼治療は、原則的に耳周りのツボを用いて行い、それ以外のツボは用いません。「鍼灸による全身調整治療」「経絡治療」「腎虚」などと嘔っている鍼灸院では治癒は全く望めないと断言できます。

● 当院の突発性難聴の治療成績の一例

最近の症例の中で、当院で突発性難聴の症状が改善されたSさんの治療経過を紹介します。
写真のグラフは「オージオグラム」という聴力検査の結果です。線が2本あるのは左耳と右耳と分かれているからです。グラフの高いところにあるほど、小さな音が聞き取れることを意味しています。グラフの左右は音の高さです。左は低い音、右は高い音です。

突発性難聴の治療成績一例

● 左側のグラフをご覧ください。

当院来院前の聴力です。左右共に聴力の若干の落ち込みがあります。
Sさんの悩みは聴力低下も勿論ですが、突発性難聴による強い耳鳴りにも悩まされていました。これが鍼を受ける1週間前で残念ながら、病院での治療では難聴も耳鳴りも全く改善されませんでした。

● 右側のグラフをご覧ください。

1回目の鍼治療後のオージオグラムの結果です。左右共に二本の線が上昇(聴力が回復)しているのが確認できるでしょうか?
鍼治療後、聴力回復に合わせて耳鳴りも非常に少なくなり症状の改善がみられました。そして、二回目、三回目と治療を重ねるたびに聴力の回復と耳鳴りの症状は消失していき、今ではすっかり良くなられました。