交感神経優位型の自律神経失調症※イライラ、不眠症、頭痛などの症状

こんな症状でお困りではありませんか?

  • 疲れがとれない
  • イライラ
  • 頭痛
  • 不眠
  • 多汗
  • 更年期障害

現代もっとも多い自律神経失調症のタイプです。常に交感神経が高く働いて緊張状態が持続してしまい、休息もうまくできなくなります。イライラ、不眠症、疲労感、汗を異常にかく、食欲がなくなる、高血圧、高血糖などの症状が出てきます。

交感神経優位型

原因※①→②→③の順で多くみられます。
首(頚椎)の問題について
① 首(頚椎)の問題
人間の身体の構造上、首と自律神経は密接な関係にあります。
頸部には「迷走神経」という副交感神経があります。頚椎の異常や首の筋肉(首の深部の深層筋)が硬くなることで、迷走神経(副交感神経)に負荷がかかってしまい、副交感神経機能が低下することにより、反対に交感神経活動が優位になることで「交感神経優位の自律神経失調症」が発生します。
② ストレスや疲労
人間関係、仕事、環境の変化などによって、ストレスを受けたり疲労が蓄積すると、自律神経のうちの交感神経が緊張してしまい「交感神経優位の自律神経失調症」を発症します。
③ 更年期障害(ホルモンバランスの乱れ)

「更年期障害」について

①~③に共通して「交感神経優位型の自律神経失調症」が長い期間続いてしまうと、「揺り戻し」によって「副交感神経優位型の自律神経失調症」を発症し、うつ病などを呈することになります。

「自律神経失調症」「うつ病」の主な原因は「自律神経の揺り戻し」によるものです

特長と症状
イライラ

些細なことでイライラしたり、精神的に不安定になるのは「交感神経優位型の自律神経失調症」の特徴です。交感神経の興奮が強くなると、以前なら気にならなかったことでも苛立ったりします。健康な人でも、その日の気分によってイライラしたり落ち込んだりすることはありますが、イライラが長い間続いたりすることが増えて、不眠症、頭痛、便秘などがある場合には、「交感神経優位型の自律神経失調症」の可能性があります。

イライラ
不眠症(睡眠障害)

過度のストレスや、疲労によって、交感神経の緊張が強くなると不眠症が発生します。
夜になれば、健康な人であれば副交感神経に切り替わり眠りに入るのですが「交感神経優位型の自律神経失調症」の人は、夜になっても交感神経の緊張が強い状態で、副交感神経への切り替わりが起こらないために、眠れない状態に陥ります。

不眠症

● 睡眠導入剤の危険性

睡眠薬について、身体にどういった効果に基づいて眠りに誘うのかあまり知られていませんが、「強制的に交感神経を抑制して、副交感神経を優位に働かせる」半ば無理やり脳を眠らせる薬です。
睡眠薬の中でも、そのほとんどを占める「ベンゾジアゼピン系睡眠薬」については以下のようなデメリットがあります。

  • 依存性がかなり強い
  • 副交感神経を持続的に緊張させるため、うつ病・不安障害を発症するリスクとなる
  • 飲んだからといって、不眠症が根本的に治るわけではない

※使えば使うほど副作用が出やすくなり、抜け出せなくなってしまう。
他の薬との飲み合わせによって副作用がかなり出やすくなることもわかっています。

※ベンゾジアゼピン系睡眠薬で代表的なもの
ハルシオン、レンドルミン、リスミー、デパス、サイレース、ロヒプノール、ロラメット、ユーロジン、ネルボン、エリミン、ドラール、ダルメート、ベジノール、ソメリン

頭痛
頭痛

交感神経が緊張すると、首への血行が悪くなり深層筋が緊張します。
頭痛の感覚を担う神経は首から出ているため、これらの神経を深層筋が圧迫することにより、後頭部や側頭部の頭痛を招くことになります。

「頭痛」について

更年期障害

女性は男性の身体とは異なる点として、卵巣から分泌される「エストロゲン」と「プロゲステロン」というホルモンによっても、自律神経のバランスは調節されています。

● エストロゲン…交感神経の活動を高める作用
● プロゲステロン…副交感神経の活動を高める作用

「更年期」とは閉経の前後約10年間を指し、卵巣機能が低下することによって、これらのホルモン分泌量が減少していきます。この二種類のホルモンが均一に減少するのであれば、バランスが大きく崩れることもないのでしょうが、更年期の卵巣で行われるエストロゲンの産生は全盛期の40%~60%程に低下し、プロゲステロンはほとんど0%にまで低下します。
このことにより、交感神経の活動を高める作用があるエストロゲンが優勢になることにより「交感神経優位型の自律神経失調症」を発症します。

更年期障害について

ストレス反応

更年期障害で発生する「ストレス反応」とは、脳が閉経による卵巣機能低下によってエストロゲン分泌が減少していることに気が付いてないと、エストロゲンの減少に対処しようと、脳からACTHというホルモンを分泌し、副腎皮質という臓器から性ホルモン(アンドロゲン)を分泌させようとする働きが活発になります。
アンドロゲンのみの分泌を促すだけであれば問題はないのですが、一緒にコルチゾルというホルモンの分泌も促してしまうため、自律神経症状のみならず、コルチゾル増加による様々な症状を呈することになります。

更年期障害は「交感神経優位型の自律神経失調症」の症状に合わせて、「エストロゲン低下によるストレス反応」によって様々な症状が現れます。

  • 顔がほてる
  • 月経異常
  • 異常発汗、寝汗
  • 倦怠感
  • 不眠症
  • 過食もしくは食欲がない
  • 頭痛、めまい、耳鳴り
  • 動悸、息切れ
  • 肩こり、腰痛、関節痛
  • 手足の冷え、しびれ
  • 体重増加(中年太り)
  • 便秘

症状がさらに進行してしまうと自律神経の「揺り戻し」によって、副交感神経優位に傾くことにより以下の症状を呈するようになります。

  • うつ病
  • 不安障害
  • パニック障害(心臓がハタハタする)
  • 下痢、腹痛を繰り返す

更年期に中年太りになる原因

エストロゲン分泌低下により過食が進む。
エストロゲン分泌低下により、代謝が低下する。
自律神経失調症による不眠症で過食が進む、代謝が低下する。
自律神経失調症によるイライラ、うつ病で過食が進む。

当院での治療
① 首(頚椎)の問題の場合

鍼治療によって、首の深層筋の緊張をとることにより、副交感神経の圧迫の開放を促し、合わせて鍼治療の興奮を鎮静化させる作用によって、自律神経はバランスを保った正常な状態に戻っていきます。

② ストレスや疲労の場合

現代では避けることのできないストレスや疲労などが原因となり、交感神経が興奮してしまうことが原因ですので、逆に弱まっている副交感神経を鍼刺激によって最大限に高めてやると、自律神経はバランスを保った正常な状態に戻っていきます。

治療の様子

③ 更年期障害の場合

女性ホルモンの不足によって交感神経の興奮が強くなっているので、副交感神経を鍼刺激によって最大限に高めてやり、自律神経のバランスを正常に戻してやることにより、自律神経失調症による症状は改善します。
閉経によるエストロゲンの分泌低下を鍼治療で改善させることは難しいですが、鍼治療には、ホルモンバランスで発生した自律神経失調症を改善させる作用と、脳に対しエストロゲンが低下していても問題ないことを認識させる作用がありますので、原因の項目で説明した「ストレス反応」の発生を抑制し、更年期症状による様々な症状を改善することができます。

三回程度の短期間の治療でイライラ、不眠症、頭痛などの、自律神経の問題によって発生した症状の改善を体感される方が多いので、お悩みの方は当院までご相談ください。

※治療の詳細について
・1~3回目の治療で多くの患者様に効果を体感して頂いております。
※治療後の患者様の声として「疲労がずっと取れなかったのに非常に楽になった」「イライラがなくなった」「夜ぐっすり眠れるようになった」など
・鍼は痛みはほとんど御座いません
・鍼を打つ本数は概ね12~14本で肩首と手首・足首に刺鍼して微弱な電気を通します。
・鍼以外の自律神経失調症に対しての治療は行っておりません。